アメリカに行って

 

旅先のレストランやカフェで食事をすることも多いと思います。

アメリカのレストランで食事をする際のチップはいくら位?
A) 10 % ~ 15 %
B) 15 % ~18 %
C) 18 % ~ 20 %

レストラン等では、平均すると18%のようです。
実際は最低20%をチップとして払っている人が多いようです。
また、税抜き合計より税込み合計で計算する人も結構多いです。

チップを払わなくてよい飲食の場所はファーストフード位です。

カフェ等でカウンター越しに注文し持ち帰る場合
レジの近くにあるチップ用の広口の瓶に普通は入れます。
お釣りか少額をチップとして入れることが多いと思います。

フルサービス以外のカフェやレストラン
注文は別の所でしドリンクだけ席に持って来てくれる場合です。
またはテーブルを片付けるだけの場合の時は10%から15%位です。

バー
カウンター越しの注文の場合
(注文したドリンクを自分で持ってテーブル席に座る場合も含む)
→ 1ドリンク注文に対して1~2ドル位バーテンダーに払います。

席で注文する場合
→ サーバーに合計の15%から20%位を払います。

チップの簡単な計算の仕方3つ
1)
伝票の合計額の10%を2倍にし20%のチップ額を出す。
はしたは普通切り上げます。
税抜き合計が分かりにくい時は税込みで計算すると良いです。

2)
会計伝票の税額の所に書いてある数字を2倍にします。
それに2ドルから3ドル位追加すると大体18%位になる事が多いです。
これはアメリカでは税率が8%から9%位の州が多いからです。
しかし、州によっては税率がかなり低い所もあります。
額が少ない様なら合計の20%で再度計算した方が良いと思います。

3)
会計伝票の合計の10%+その半分を足して15%にします。
その後2ドルから3ドル位追加し大体18%位になるようにします。
はしたは普通切り上げます。

チップの計算に便利なGoogle検索機能
Google のチップ額の計算機能を使うと便利です。
検索言語が日本語になっていると、この機能は使えません。
必ず English に変更してから利用して下さい。

検索欄に
What’s the tip for 100 dollars?
または
What’s the tip on 100 dollars? と入力します。
最初の文字が大文字でなくてもOKです。
?マークを入れなくても大丈夫です。
数字の所はチップを計算したい合計金額に直し入力して下さい。

検索欄のトップにチップ額の計算用電卓の様な物が表示されます。

Bill ここに最初に入力した合計額が表示されます。
変更も自由に出来ます。
100 dollarsと入力して、
次に50ドルの場合の計算をしたい時は、
ここを50.00に変更します。
自動で全て変更して計算し直してくれます。

Tip %は初期チップ率が15%の表示になっています。
変更も可能ですので、適宜18%、20%に変更できます。
変更後は自動で計算し直してくれます。

Number of people ここは基本1人の設定です。
何人かで分けて払う場合は人数を変更します。
自動で1人分いくらになるか計算してくれます。

Tip ここにチップの金額が表示されます。
(合計金額のチップ率に応じたチップの金額です。)

Total ここにチップ込み総合計金額が表示されます。

試してみたい方は検索言語を English にして利用下さい。

アメリカの他のサービスのチップについて
通常は殆どのサービスのチップが15%から20%位です。
なのでレストランなどのフルサービス時は20%、
それ以外は15%と覚えておくと計算が簡単です。

例えばタクシーやヘアサロンでも15%から20%位です。

例外は、バーでのバーテンダーやホテルでのドアマン、
ベルマンなど1回ごとに払うような時です。

ベルマンは荷物1個につき2ドルから3ドル、
ドアマンは1ドルから2ドル位。

場所が高級になるにつれチップの額もあげて払う事になります。

アメリカでチップに関して気を付けたいこと
1)
小銭でチップをあげない。

小銭が溜まってきた時にチップで払って減らしたいと思うかもしれません。
しかし、これはまずいです。
前もって両替などをしておき必ずドル札であげるようにします。

2)
サービス料が合計に含まれている時も通常チップをあげる。

ツーリスト用ホテルのレストラン等でサービス料込みの所があります。
しかし、普通はサービス料が10%位です。
なので差額の8%から10%位を別にチップとしてあげます。
あるいは15%から20%にしてチップとしてあげます。

チップは担当のサーバー(ウェイトレスやウェイター)にあげます。
飲食代をカードで払う時でもチップは現金でもらう方が嬉しい人が多いです。

3)
ホテルなどで食事の時のサーバーにはチップをあげる。

食事込み宿泊料金を払っている時でもサーバーにはチップをあげます。
朝食無料サービスの場合も、サーバーにはチップをあげます。

意外と忘れがちなので忘れないようにすると良いと思います。

4)
チップを少なくしてあげることはしない。
また、全然あげないこともまずいので平均額を必ずあげる。

アメリカでは接客業で働く人のチップは給料の一部になってます。
チップ無しの基本給だけでは生活費が払えなくなってしまいます。
最低の平均チップ額をあげないと働いている人が困ることになります。

レストランで最低20%のチップをあげる人が多いのも、その為です。
もちろん、計算が簡単に出来ると言う理由もあります。

サービスが悪い時
直接マネージャー等に言って対応してもらう方が良いです。

謝罪だけのこともあるかと思いますが、レストランなどでは
無料でデザートかコーヒーを提供してもらえるか
食事代の一部を割引してもらえる可能性はあります。

チップは削らず最低の15%か平均の18%はサーバーに払います。

マネージャーに言えないような時も、チップは削らず払い店を出ます。
嫌なら、そこに次回から行かない様にすれば良いだけの話です。

今後絶対行かないからチップ無しでも少なくても良いと思うかもしれません。
しかし、そうすると次に行く他の日本人が困ることになります。

日本人はチップを払わないか額が少ないという話が広まると大変です。
日本人全体に対して待遇が悪くなりサービスの低下に繋がります。

日本だとチップは心づけで普通しなくても良いですよね。
ホテルなどでは宿泊料金にサービス料が追加されて請求されます。
そのサービス料はホテルで働く人に給料の一部として支給されます。
レストランなどでの飲食代は最初からサービス料込みな所も多いです。

しかし、アメリカではサービス料が含まれていない所が多いです。
チップはアメリカでは払わなければならないと思った方が良いです。

旅行の前には費用を計算する時にチップ分を入れておく事をお勧めします。

チップをあげる時には Thank you の一言も大事です。
また、笑顔で言うことも忘れないようにしたいものですね。

モーニングサービスを英語で言うと

相手に座ってもらう時の表現4つ

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「ややこしい前置詞」On In 乗り物編

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